「屋根の板金が外れてる」悪質な訪問業者に注意!その場での契約は絶対NG

「屋根の板金が外れている」と言われたら、あなたはどうしますか?

突如訪れる訪問業者からの警告に、困惑することもあるでしょう。しかし、安心してください。この記事を通じて、悪質な訪問業者から身を守る手段を学びましょう。

なぜ突然、板金が外れるのか、外れた場合にどう対応すればいいのか、そして訪問業者の言葉を鵜呑みにしないためのチェックポイントは何か、全てこの記事で解説します。

特に「その場での契約は絶対NG」というポイントには注意が必要です。なぜなら、トラブルからあなたを守るカギとなるからです。

この記事を読むことで、悪質な訪問業者に惑わされることなく、自分の屋根を正しく管理する方法を学びましょう!

「屋根の板金が外れていますよ!」訪問業者に注意!

 

突然「屋根の板金が外れていますよ!」と訪問業者から警告されたら、その場で点検してもらったり契約したりしてはいけません。もし契約した場合、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性が高いです。

具体的なトラブルと注意点について、詳しく解説していきます。

悪質な業者に注意!

悪質な訪問業者からの魅力的な提案に気をつけることが重要です。

なぜなら、年間5,000件以上もの相談が国民生活センターに寄せられているという事実が、その深刻さを物語っているからです。業者が突然訪れ、「屋根の板金が外れていますよ」と指摘した場合、驚きとともに修理の必要性に直面するかもしれません。

しかし、すぐに契約を結ぶ前に、冷静に業者の信頼性を確認することが肝心です。

悪質な業者でこんなトラブルも

悪質な業者との取引で起こり得るトラブルは多岐にわたります。

一例として、「屋根に上ると屋根が傷つく」ことが挙げられます。この場合、業者自身の作業が屋根を損傷させる可能性があります。さらに、「壊れていないのに壊れている」と嘘をつかれることもあります。これは業者が修理の必要性を誇張し、高額な費用を請求するための手段です。最悪のケースでは、「壊れていない屋根をわざと壊される」ことすらあります。

これらの問題を避けるためにも、業者選びには細心の注意を払うべきです。

悪質な業者かな?と思ったら注意すべきこと

訪問業者に不信感を抱いたら、以下の3つのポイントに注意しましょう。

屋根には上げない

まず、思いがけない訪問があった場合、その業者を屋根に上げることは避けましょう。

何故なら、この行為が屋根の損傷を引き起こす可能性があり、更に修理費用が発生する危険性があるからです。更に、不必要な修理を提案するための機会を与えないことも重要です。

確かに、業者は専門的な知識と経験を持っているかもしれませんが、不要なコストを避けるためにも、一定の距離を保つことが大切です。

その場で契約しない

次に、業者からの修理提案があった場合でも、その場で即座に契約することは避けてください。

提案を受けた後は、修理が実際に必要か、見積もりが適正かどうかを確認するために時間をかけましょう。また、他の業者の意見を聞いて比較検討することも大切です。焦らずに、じっくりと検討しましょう。

複数の業者に点検を依頼する

最後に、屋根の修理が必要な場合は、一つの業者にだけ頼らないで、複数の業者に点検を依頼することをおすすめします。

これにより、費用や修理の必要性を比較検討することが可能となります。また、異なる視点からの専門的な意見を得られるので、自身の判断に役立てることができます。このような手間は、悪質な業者から自身を守る上で価値ある投資と言えるでしょう。

そもそも屋根の板金とは?

そもそも屋根の板金とはどこのことなのでしょうか?詳しく解説していきます。

屋根の板金について

建物の屋根を覆う役割を果たすのが、板金です。その形状や配置は多様で、具体的には、棟板金、谷板金、軒先水切り、けらば水切り、雨押え水切りなどがあります。

それぞれの名称が示す通り、屋根の異なる部分に配置され、それぞれが一体となって屋根全体の保護を実現します。素材としては、耐候性や耐食性が求められ、一般的にはステンレス鋼、銅、ガルバリウム鋼板、亜鉛メッキ鋼板などが用いられます。

美観を重視する場合、色や形状のバリエーションも豊富に選べます。

板金の浮き・剥がれについて

屋根の板金は10年程度で浮きや剥がれることがあると言われています。

これは棟板金の釘が外れたり、強風による影響が主な原因となります。特に棟板金は屋根の一番上に位置し、風雨を直接受けるため、その影響を大きく受けやすいです。板金が浮いたり剥がれたりすると、その部分から雨風が侵入し、建物内部への影響を及ぼす可能性があります。

また、強風で飛ばされた板金が近隣への危険を招く可能性もありますので、早めの修理やメンテナンスが重要となります。

屋根の板金が浮いているか不安!浮いているとどんなリスクがある?

屋根の板金が浮いていた場合のリスクについて解説していきます。

雨漏りのリスク

屋根の板金が浮いていると、雨水がそこから侵入する可能性が高まります。

雨漏りが起こると、まず天井や壁にシミやハゲが発生します。その後、結露や湿気が増えて湿度が上がることで、建物全体が腐食する恐れもあります。また、電気設備に水が触れるとショートして火災を引き起こすリスクもあります。

シロアリやカビの発生のリスク

雨水が侵入すると湿度が高くなり、カビやシロアリの発生に繋がります。

カビは健康に影響を及ぼすことがあり、シロアリは家の骨組みを蝕む可能性があるため、早急な対策が求められます。

台風など強風で飛ばされるリスク

屋根の板金が浮いていると、強風で飛ばされる危険性もあります。

特に台風などの強風時は、飛ばされた板金が周囲に被害を及ぼす可能性があります。また、飛ばされた部分から直接雨風が建物内部に入ることで、更に大きな被害が発生する可能性もあります。

現状雨漏りしていないなら焦らず冷静に対処すべし まずは調査から

屋根の板金が浮いているか不安な場合、雨漏りが現状発生していないなら焦らずに冷静に対処することが重要です。

まずは信頼できる専門業者に依頼し、状況を確認してもらいましょう。その上で適切な修繕方法や時期を検討することが大切です。

屋根の板金の修理方法

それでは、板金が浮いてしまった場合の修理方法についてお伝えします。

釘打ち・コーキング

浮いた屋根の板金の修理方法の一つに、「釘打ち」と「コーキング」があります。

釘打ちは、板金が浮き上がってしまっている部分に新たに釘を打ち直す作業を指します。一方、コーキングとは、釘の周囲や小さな隙間を専用のシーリング材で埋めることで、雨水の侵入を防ぐ方法です。これらは比較的短時間で修理が可能で、費用も抑えられます。

棟板金交換

板金が大きく浮いてしまっている、または著しく劣化している場合は、棟板金の交換が必要となることがあります。

棟板金は屋根の最も高い部分を覆う金属で、強風による損傷や経年劣化が見られる場合が多いです。プロフェッショナルな業者に依頼することで、新しい板金への交換を行い、雨漏りを防ぐことができます。

屋根塗装

屋根の板金の修理には、塗装も一つの方法です。

屋根塗装は、板金がさびている場合や色褪せが目立つ場合に有効です。塗装により防水効果を高め、また長期的に見て屋根の耐久性を向上させることができます。専門の業者に依頼することで、効果的な塗装を施すことが可能となります。

まずは落ち着いてご相談を!屋根や外壁のことならアヤノ塗装にお任せください

今回の記事では、「屋根の板金が外れている」という突然の訪問があった際の注意点について解説してきました。

突然の業者の訪問は悪質である可能性が高いので、屋根に上げたりすぐ契約したりせず、いったん引き取ってもらうといいでしょう。そして、落ち着いて専門業者に点検を依頼してください。

屋根の修理や点検なら、アヤノ塗装にお任せください。

アヤノ塗装は、現地での調査をとことん行い、その上で必要な対策を真摯にご提案します。たとえば、お客様が「できるだけ費用を抑えたい」とおっしゃっても、修復が必要な箇所があれば、その事実を隠さずにお伝えします。現時点での費用を極力抑えることが、結果として将来的に大きな修理費用を必要とするリスクを招く可能性があるからです。

アヤノ塗装の信条は、「正直さ」を持って、お客様との長期的な信頼関係を築くことです。だからこそ、塗装だけでなく、修理や防水工事にも一貫して取り組んでいます。

屋根や外壁のことなら、ぜひアヤノ塗装にご相談ください

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