サイディングのひび割れを放置しない方がいい理由 サイディングがひび割れる4つの原因とは

町田市・相模原市の屋根・外壁塗装会社、アヤノ塗装です。 弊社は塗装だけではなく、様々な外壁・内壁に関する補修も承っております。

サイディングとは、おうちの外壁に使われる板状の素材で、金属や木製などさまざまな材質のものがあります。このサイディングの耐用年数は最大で40年、一般的な寿命は15〜30年といわれています。このようなばらつきはサイディングがさまざまな材質で作られていることによることですが、おうちに長く住んでいくのであればいつかはサイディングの劣化と直面してしまうというわけです。もしお住まいのおうちにサイディングのひび割れがある場合にはできるだけすぐに補修をすることをおすすめします。

この記事ではサイディングのひび割れがどのように起きるのか、放置してしまうと何がいけないのかということを紹介します。

サイディングがひび割れる4つ原因

まず、サイディングがひび割れてしまう原因について、大きく分けて4つ紹介いたします。

 

雨風・紫外線による劣化

サイディングが長期にわたって紫外線や雨水にさらされ続けてしまうと、表面に塗られた塗料が劣化し防水機能が無くなってしまい、結果サイディングが水を吸う状態になります。水を吸う状態になると、雨の日には膨張、晴れた日には収縮という動きを繰り返し、ひび割れるということになってしまいます。

 

気温による温度差での劣化

気温が上下することによっても、サイディングはひび割れてしまいます。気温が高い状態であると膨張をし、気温が低い状態あると収縮をし、それを繰り返した結果ひび割れてしまいます。

 

地震など揺れ

基本的にはサイディングは高い耐震性がある外壁材ではありますが、大きく揺れてしまった場合には、サイディングが歪んでしまいひび割れが発生してしまうことがあります。日本は地震の発生率が高い国であるので、仮に耐震性が高いサイディングであっても、ひび割れが簡単に発生しやすくなってしまいます。特に釘周りやサッシ周りは歪みが起こりやすいので、地震によってひび割れる可能性が高いです。

 

窓の開け閉め、サッシの重みによる振動

窓を開け閉めすることによる衝撃によっても、サイディングはひび割れてしまうことがあります。そのため、窓の開け閉めはなるべく静かに行うようにしましょう。また、サッシ自体の重みによってもひび割れていってしまう可能性があります。窓サッシは思ったよりも重いので、サイディングに負担がかかり、それが蓄積した結果ひび割れてしまいます。

 

サイディングのひび割れを放置するとどうなる?

では、そのサイディングのひび割れを放置するとどのようなリスクがあるのでしょうか。放置することによるリスクを3つ紹介いたします。

 

凍害現象:外壁の大きな割れに繋がる恐れ

凍害現象とは、小さなひび割れから水が侵入し、その中の水が凍結・膨張し、膨らんだ氷に内側から圧迫されて外壁がさらにひび割れる現象のことです。水は凍ると10%程度体積が増えるので、それによってサイディングを内側からひび割れさせます。特に窓サッシの下側は水が伝わって流れ、その水が中に侵入する可能性が高いため、凍害現象が発生しやすいです。

 

シロアリ被害

小さなひび割れであっても、その中に水が侵入する可能性があります。サイディングのひび割れの中に水が入ると、家の中の木材が湿ってしまい、湿った木を好むシロアリが集まってくる可能性があります。シロアリによって家の中の柱などの木材がボロボロになり、地震が発生した際に倒壊してしまうことがあります。

 

雨漏りの恐れ

先ほども述べたように、ひび割れはどんなに小さくても水が侵入してくる可能性があります。そのひび割れから侵入した水が蓄積すると、結果として室内の雨漏りにつながってしまうことがあります。特に、横にひび割れてしまった場合は雨水の侵入量が多くなるので、雨漏りが発生する確率が高くなります。

 

 

サイディングのひび割れの補修方法を紹介

次に、サイディングがひび割れてしまった場合の補修方法を紹介いたします。補修方法は大きく分けて2つあります。

 

シーリング補修

シーリング補修には大きく2つの方法があります。

1つは、「打ち換え」という、既存のシーリング材を外し、新しいシーリング材を充填するという方法です。この方法は、ひび割れの補修に関して有用です。

もう1つは、「打ち増し」という、既存のシーリング材の上から新しいシーリング材を充填するという方法です。費用は打ち換えより安いですが、劣化が早いというデメリットがあります。

 

サイディングボード補修

サイディングボードのひび割れは、軽度のものであればシーリング材を埋めることで対処できます。

塗膜の剥がれやチョーキング現象が発生している場合は、再塗装によって補修を行います。

また、サイディングボードが反ってしまっていたり、浮いてしまっていたりする場合には、張り替え工事が必要になります。

 

 

サイディングひび割れ補修の相場

では、サイディングのひび割れ補修を業者に依頼した際の費用相場はどのくらいなのでしょうか。補修の種類を分けて紹介いたします。

 

サイディング本体のひび割れ補修

サイディング本体のひび割れの補修を業者に依頼した場合、「20〜40万円」程度かかります。補修を行う長さや足場を立てるかどうかによっても費用は変動します。2階部分の補修をする場合、15〜20万円程度追加で必要になってきます。

 

シーリングのひび割れ補修

シーリングのひび割れ補修を業者に依頼した場合、「25〜50万円」程度かかります。こちらに関しても、補修を行う長さや足場を立てるかどうかによって費用が変動します。また、打ち替えの場合は、既存のシーリングを撤去する費用も追加で必要になってきます。

 

 

サイディングのひび割れはDIYで補修できる?

サイディングの補修を業者に頼むのは、時間がかかるからやりたくないという人もいると思います。では、DIYでサイディングのひび割れは補修できるのでしょうか。

 

サイディングの補修はDIY出来ないわけではない

サイディングの補修は軽度なひび割れの場合であればDIYでもできなくはないですが、注意すべき点があります。

注意点としては、「シリコン系シーリング材を使用しない」ということです。このシーリング材は主に水回りで使用するもので、サイディングの補修に使用すると塗り替え時に塗膜が剥がれる原因になってしまいます。

また、DIYでサイディング補修をするリスクとしては、

・高所での作業であると、事故が発生する可能性がある

・仕上がりが綺麗にできずやり直すことになった

・ひび割れ部分にしっかりと充填できず、早期に再発してしまった

などです。このようなリスクがあることを理解した上でDIYでの補修を行いましょう。

 

サイディングの補修は業者に依頼しよう

DIYによってサイディングのひび割れを補修することは上記のようなリスクを伴うので、基本的にはサイディングの補修は業者に依頼をすることが安心です。業者に依頼をすることで、プロフェッショナルが行ってくれるので、失敗するかもしれないという心配が少なくなります。

 

 

サイディングのひび割れを予防する方法はある?

最後に、サイディングのひび割れを予防する方法について紹介いたします。以下のことに気をつけることによって、ひび割れのリスクを大きく減らすことができます。

 

定期的なメンテナンスが予防のカギ

やはり定期的に外壁のメンテナンス・点検を行うことがひび割れを防ぐ1番の方法です。サイディングは劣化をしやすいため、日常的にメンテナンス・点検を行いましょう。メンテナンス・点検を行う際の注意点について2つ紹介いたします。

1つ目は、「高圧洗浄機を使用しない」ということです。高圧洗浄機を使用してしまうと、塗装を剥がしたり外壁を崩したりする可能性があります。そのため、上から下へ優しくブラッシングをして洗うようにしましょう。

2つ目は、「中性洗剤を使用する」ということです。カビや藻はサイディングを傷つけるため早期に取り除く必要があります。それを掃除する際には、アルカリ性や酸性の洗剤ではなく、中性洗剤を使用するようにしましょう。アルカリ性や酸性の洗剤であると、サイディングを傷つける可能性があるので、注意しましょう。

 

ひび割れを見つけたら早めの処置を

先ほども紹介したように、サイディングのひび割れを放置し続けてしまうと、より大きな被害につながってしまう可能性があります、そのため、ひび割れを発見した際には、すぐに業者に連絡するなどして、対処を行うようにしましょう。

 

 

サイディングのひび割れ補修ならアヤノ塗装にお任せを

サイディングのひび割れはさまざまな要因によって発生し、それを放置することによって思わぬ被害が誘発されてしまうこともあります。ひび割れを発見した際には、すぐに補修を行うようにし、被害を拡大させないようにしましょう。

アヤノ塗装は、地域密着型の塗装会社であり、何かあった際にすぐに対応することができます。また、細部の補修までしっかりと行うため、再発のリスクを極限まで小さくできるという強みがあります。

「外壁・サイディングがひび割れてしまっている」「サイディングのメンテナンス・点検を行ってほしい」という方は、ぜひ一度アヤノ塗装にご相談ください。

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