町田市・相模原市の屋根・外壁塗装会社、アヤノ塗装です。 弊社は塗装だけではなく、様々な外壁・内壁に関する補修も承っております。今回はマンションの屋上防水に塩ビシート防水が頻繁に使用されている理由について、シート防水の説明から始めてお話ししていきます。
シート防水とは？
まず、シート防水とはどのようなものなのか知らない人もいると思います。そこで、シート防水とはどのようなものなのかについて解説します。そもそも、マンションの防水方法には2種類あります。1つはウレタン防水で、もう1つが今回紹介するシート防水です。
そのシート防水には大きく分けて、「塩ビシート防水」と「ゴムシート防水」の2種類があります。この2種類の大きな違いは、材質・厚さにあります。現在シート防水といえば塩ビシートが主流で、ゴムシートはあまり使用されていません。
また、シート防水の工法には基本的に、接着工法と機械的固定工法の2つがあります。
接着工法は、マンションやビルの下地又はシートの裏に接着剤を塗って貼り付ける工法です。この工法は機械的固定工法より接着力があるので、屋上に人が出入りするのであればオススメです。
機械的固定工法は、マンションやビルの下地に直接でなく、緩衝材を挟んでビスなどで防水層を機械的に固定する工法です。緩衝材を挟むので、既存の防水槽の撤去を行わずに済むのでコストを抑えることができます。
シート防水のメリット・デメリットとは？
次に、そのシート防水のメリット・デメリットについて解説します。【メリット】
シート防水にする最大のメリットとしては、耐久性が高く、メンテナンスをする必要がほとんどないことです。
工法や用途によっても異なりますが、既存の防水層がどのようなものでも、その防水層の上から被せるという施行が可能なため、コストを抑えることができることもメリットの1つです。,br> また耐久性があるので、屋上緑化などに対応します。
【デメリット】
屋上防水の主流であるウレタン防水と比較して、メンテナンスの費用がかからないですが、ウレタン防水よりも工事の難易度が高いというデメリットがあります。その難易度の高さから、施行業者を探すことがウレタン防水よりも困難になってしまいます。
また、材質がシートであるため、屋上の形が複雑であったち、凹凸が多い場所であったりしてしまうと施工をすることができません。
他にも、シートであると燃えた際にダイオキシンが発生してしまうことがあるのもデメリットの1つです。
また、シート自体は耐久性が高いのですが、接着剤の寿命が短いとシートが剥がれてしまうという問題が発生する場合もあります。
塩ビ防水が主流の理由とは？
先ほど説明したように、シート防水にはゴムシートと塩ビシートの2種類あり、塩ビシートの方が現在主流な方法です。そこで、なぜ塩ビシートの方が主流な方法なのかについて解説します。ゴムシートでは角などの施行が難しくなってしまいます。シートの厚みがあるため、ゴムシートは実は取り扱いにくい側面があります。また、鳥などがシートに穴を開けてしまう可能性もあります。柔らかい素材の場合、このような穴あき被害を受けやすく、そもそも陸屋根には鳥が頻繁にとまるので、穴を開けられて被害に遭うことが多発してしまいます。
一方で塩ビシートであると、素材は薄いため取り扱いやすく、使いやすいです。また、硬い素材なので、鳥からの穴あき被害を抑えることができます。そういった側面において、塩ビシートが使用される場合が多くなっています。しかし、塩ビシートも2回までと言われているので、その点は配慮しながら使用してください。
防水塗装ならアヤノ塗装へ
シート防水にはウレタン防水にはないメリットが多くあります。しかし、シート防水はウレタン防水よりも工事の難易度が高く、シート防水をやりたくても行ってくれる業者がなかなか見つからないということがあると思います。弊社では、シート防水の施工の実績があるので、シート防水の施工をすることができます。また、ウレタン防水であっても施工可能ですので、防水塗装を検討している人は一度ご相談、お問い合わせください。
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