町田市・相模原市の屋根・外壁塗装会社、アヤノ塗装です。 弊社は塗装だけでなく様々な外壁、内壁に関する補修も承っております。
本日ご紹介する施工事例は公共工事。
神奈川県 相模原市にある「歩道橋」の全面塗装になります。
公共工事は一般の住宅と注意するポイントや施工方法も違います。
順番にポイントをご紹介していきましょう。
施工前の歩道橋
まず、施工前の歩道橋を見ていきましょう。
ぱっと見で気になる箇所は「落書き」でしょうか。
他にも階段には「苔」が繁茂していますし滑りやすくなっています。
また至る所に「サビ」も確認出来る事がお分かり頂けるのではないでしょうか。
これらをひとつひとつ、歩道橋それぞれの箇所に応じた塗装と、施工方法をご紹介します。
既存の塗膜を全部はがす
まず、塗装の前に既存の塗料を全て剥がします。
お家の金属部分であれば「ケレンがけ」で事足りる気もしますが、歩道橋とあってはそうもいきません。
歩道橋の塗料には、体に害のある鉛入りの塗料(PCB)が使われている可能性があるため、剥離剤で全ての塗料を剥がすことから作業が始まりました。
既存の塗料を剥がし終えた後には錆止めを施し、気候の変化に強い「フッ素樹脂塗料」で仕上げていきます。
「フッ素樹脂塗料」はあまり聴きなれない塗料ですが、耐候性の他にも耐溶剤性や耐熱性、撥水性をもち、今回のような歩道橋にはお誂え向きの塗料でもあります。
歩道橋は”5回塗り”塗料に厚みを持たせる
通常、お家の外壁や屋根は、既存の塗膜の役割を消す「下塗り」、塗料の密着性を高める「中塗り」、一番上に見える「上塗り」の3度塗りが基本です。
しかし、今回相手をしているのは歩道橋。
下地調整を”2回”、下塗りを”2回”を施し、しっかりと土台を固めた上に中塗りと上塗りを行い、塗料の厚みを持たせるためにも合計5回の塗装を施しています。
裏側を塗装するためには足場を設置
歩道橋の裏側には足場を設置して塗装を施す必要があります。
階段の滑り防止に「カラー舗装」
階段にも防水塗装を施しています。
また、階段には公園やスポーツ施設にも用いられる舗装材「カラー舗装」を用いています。
(陸上競技場のゴムチップを想像していただければ分かりやすいかもしれません)
落書き防止に「ケセルクリーン」
施工前は落書きが目立っていた柱には施工後の落書きを防止する目的で「ケセルクリーン」と呼ばれる特殊な塗料を用いております。
「ケセルクリーン」は関西で開発された塗料。
落書きの他「張り紙」を貼ることも防止できます。
もしかしたら相模原市では初めての試みかもしれません。
ほか、鉄で出来た歩道橋は穴が空いている箇所もあります。
塗装ではどうにもならない部分は「溶接」をして完成になります。
公共工事には公共工事のやり方があります。
公共の塗装もアヤノ塗装にお任せください!
本日は、一般の住宅ではなく公共工事、歩道橋の塗装の全貌をお伝えしましたがいかがだったでしょうか。
今回様々な塗料を用いたことからもお分かりいただける通り、その場に適した塗装方法や正しい施工は対象によっても細かく違って参ります。
公共事業もぜひ弊社にお任せください!